ビジネスマナーの難しさと面白さ

 本日は県内の介護・福祉施設にて行われたビジネスマナー研修会の講師を務めました。

 

 ビジネスマナー研修のご依頼は3~4月が最も多いのですが、年始や9月頃にもたまにあります。それは気を引き締める意味だったり、年度初めに覚えたビジネスマナーを定着させる意味だったりですね。

 

 マナーについて私が最も好きな明言はこれです。

 

「マナーというものは、ソースをテーブルクロスにこぼさないことではなく、誰か別の人がこぼしたとしても気にもとめない、というところにある」

(アントン・チェーホフ 19世紀ロシアの劇作家・小説家)

 

 意味が深いですよね。自分として他人に迷惑をかけないことを守りながら、人の粗についてはあえて気づかないフリをする。できそうでなかなかできないことかもしれませんが、そういうことがさらっとできる大人になりたいものです。