「“教える”とは、どのような行為か?」
本日は同友会福島地区『経営者・共育担当者向けティーチング講座』にて講師を担当しました。
テーマは、「共に育つ『教え方』のコツ、ご存じですか?~明日から活かせる『技術』と『考え方』~」です。
この度は20数名の方にお申し込みをいただき、本当にありがとうございました。3時間という長丁場ながら、多くの方と一緒に学び合えたことに心より感謝しております。
今回の講座は、「教えるって、どういうこと」に始まり、教える側としての技術と考え方(心)をお伝えしました。
そもそも「教える」とは、辞書(出典:デジタル大辞泉)によればこのような意味があります。
1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。「英語を―・える」「イヌに芸を―・える」「学校では三年生を―・えている」
2 知っていることを相手に告げ知らせる。「道を―・える」「花の名所を―・える」
3 ものの道理や真実を相手に悟らせて導く。戒める。教訓を与える。「父の生き方に―・えられた」「今回の事件が我々に―・えるところは多い」
しかし、ビジネスにおける「教える」とは、この意味で十分でしょうか?
「教える」とは、成果につながる望ましい行動ができるよう指導することではないかと思います。ですので、伝えただけでは不十分。伝えた後の行動と成果につながるまでの確認が必要ですね。
となれば、「教える」とは、「伝えること」と、「フォローアップをすること(確認や指導)」があって初めて「教える」となり、それが完了して「教えた」となるのではと。