社会とは「理不尽に耐える場」である

 今年も新入社員研修の季節がやってきましたね。

 

 本日の東洋経済ONLINEでは、「新入社員の「さすがに非常識すぎる」行動7選」が掲載されていました。

 

 毎年、私は新入社員研修で新入社員さんに「社会とは理不尽に耐える場である」ということをまず教えています。

 

 例えば、刑務所から外の世界(社会)は「娑婆(シャバ)」といわれたりしますが、娑婆とは「苦しみに満ちた耐え忍ぶべき世界」の意味があります。漢訳では「堪忍」があてられるように、誰もが共に生きようとすれば自分のワガママを押し通さず、寛容な心が必要なわけです。

 

 「多様化する社会」を生き抜くには、まず自分が多様化しないと。