本日は福島学院大学福祉心理学部の学生に向けたキャリアセミナーの講師を担当しました。
テーマは「~イキイキと働ける仕事と企業の選び方~ 自分の強みを活かした就職活動のポイント」です。
専門性の高い学部に入学するとその専門性に特化した業界だけに就職先を考えがちです。しかし、実際は一般企業でも十分に応用できることが多く、今回のセミナーでは福祉心理が一般企業でどのように求められ、活かされているのかといった実例をご紹介しました。
一つ例を紹介すると、京王百貨店(新宿店)では、他の百貨店との差異化を図るためシニア向けにある戦略をとりました。それは、シニア体型にあった商品を販売する、売り場は段差なくす、幅広い通路や休憩所を多く設置する。さらに、売り場での販売対応は年配者があたるなどです(引用・参考「財務省財務総合政策研究所第2回「高齢社会における選択と集中に関する研究会」)。高齢社会ならではの良い戦略ですよね。
福祉心理の知識や経験はこれからの社会のあらゆるところで活かされますから、学生には自分の強みとなる今の勉強により真剣に取り組み、将来の自分の可能性を広げて欲しいと願っています。