マーケティング・スコープの拡大の必要性
世の中は必ずしも「良いもの」が売れるのでしょうか?
人間は必ずしも「経済合理性(仕事や役割に関して効果的で優れた成果を発揮する個人の行動特性)」にかなった行動だけを起こすのでしょうか?
マーケティング・スコープを拡大させ、慣れ親しんだマーケティングから脱却する必要性を感じます。
消費者視点での「価格」とは?
「実感価格」=価格+目に見えない価格+取得にまつわる価格
・目に見えない価格とは、スイッチングコストなど。
・取得にまつわる価格とは、交通費や通信費など。
人間は無意識の内に様々な計算をしている
例えばどこかの店でジュース一本を買うとすると、入り口~商品を手に取る~レジに並ぶ~出口へ向かうまでの時間はスーパーマーケットで約3分~5分程度かかります。これがコンビニエンスストアであれば約1分、自動販売機であれば約10秒です。
このスピードと価格は比例している部分がありますね。