「感動ポルノ」という言葉に初めて出会ったのは、コメディアン兼ジャーナリスト Stella Young(ステラ・ヤング)氏による「TED」でのスピーチでした。
「(障がい者に対し)『あなたの姿に感動した』と言う時、人はそれを賛辞として言っていると思っています。私は、どうしてそう言わざるを得ないのか知っています。それは私たち障害者が、障害と共に生きることが素晴らしいのだというイメージを作り上げて来たからなのです。本当は、そんなことはありません。」
この言葉は胸に突き刺さりますね。障がい者に対するイメージそのものを変えなければ、今後も感動ポルノはずっと生まれ続けるのだと思います。