ある仕事などを終えた時などに行う「反省会」。皆さんはどのように行っていますか?
辞書によれば、反省とは以下の二つの意味があります。
1. 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に―を怠らない」「一日の行動を―してみる」。
2. 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。「―の色が見られない」「誤ちを素直に―する」。
つまり、反省とはPDCAで例えるならC(評価)とA(改善)にあたる部分といっても良いでしょう(人によってはCまたはAとも言うそうで)。
「反省会」というとどうしても「○○が悪かった」「××がうまくいかなかった」「次はがんばります」といった流れになりがちです。しかし、後ろや下を向くだけでは次のアクションが生まれません。そもそも「何のために反省するのか」を考えれば、
1.何が課題か
2.具体的にどこが課題か
3.その原因は何か
4.その上でどのようにな打ち手をとるか
といった論理的な分析が必要になってくることがわかります。
もしも「反省会」が乾杯の口実となっているだけでしたら、お酒を飲む前に小1時間ほどでも真剣に1~4を話し合ってみてはいかがでしょう?